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物づくり快館
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工場に掲げられてある『物づくり快館』の看板 |
株式会社ダイニチを最初の訪問して驚くのは、岐阜県可児工業団地という多くの鉱工業や各種加工関連の工業団地にもかかわらず、『物づくり快館』という看板が工場に掲げられていることです。これは、下村会長が考案した『快適な職場環境の創造と、こうした目標で仕事をすることを目指す』願いが込められています。また、工場の周辺には、環境にやさしい桜や各種の植物が植えられています。これも、21世紀の地球環境問題に真剣に取り組んでいる株式会社ダイニチの姿勢といえます。 また、工場敷地のあえてど真ん中には、ケヤキの木が植わっていて、これ以上ここに工場を建てないとする下村会長の経営姿勢が込められています。それが、また工場らしくしていない株式会社ダイニチの会社創造の姿勢でもあります。こんなところにも、物づくりにかける情熱と夢を感じます。 |
工場敷地の真ん中に植わってるケヤキの木とベンチ |
記念石の上には 会社のマスコット『かに』が。。 |
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ベンチの脇に立つ、会社創立50周年記念石 |
新たな物づくり快館を目指して |
左の写真は、物づくり快館(株式会社ダイニチ)の資材出入口門に書かれた絵画で、スタッフの後藤修さんが描いたものです。後藤さんにこの絵の意味を聞いてみました。「これは、金剛力士像で、穴あけなら端から端まで任せてください」という意味で描いたそうです。また、希望・理想を表してもいるそうです。 | ||
金剛力士像を描いた 後藤修さん |
マスコットのいわれ |
アナ物語を始めからお読みになった方は、各章のタイトルの両脇に動いている『かに』が気になっておられたことと思います。そこで、会社のマスコット『かに』のいわれをここでお話します。 |
その1 | 取引先拡大に伴い、遠方との取引・他県との取引も増加し全国区になりつつあるのですが、可児市があまり知られていないため、カゴ市・カジ市としか読んでもらえない・・・そんなショックから多分遊び心も働いて、カニをマスコットにしようと思ったのです。 | |||
その2 | マスコットのカニのハサミは、片方が白ヌキになっています。縁起もののダルマに片目をいれて、望みがかなったらもう一方の目も塗りつぶす・・・即ち、何かを求めて絶えず挑戦するダイニチを表しています。 |
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その3 | カニのハサミはVサイン・・・・Victory(勝利)につなげるため。 |
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その4 | カニの食べる動作を目にうかべれば判るように、あの仕草は何でも取り入れる・・・そんなイメージがあります。あれはできないか、こんなものはできないか、相談されたものに対してあくなき挑戦をする会社のイメージにピッタリしています。 |
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その5 | 中国(台湾も含む)では、古来、カニは縁起もので福を招くとして重宝がられています。玄関の屋根の上に置いて飾る習慣がある・・・・福を招くダイニチ。 |
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その6 | 世の中の常で、良い時悪い時、山もあれば谷もあります。どのような状況におかれようとも、どんなに悪くてもカニの横バイ。 |
地球環境に
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株式会社ダイニチの周囲には、たくさんの花が植えられています。これは、すべて従業員が四季折々植えたもので、地球環境にやさしい工場づくりを目指す株式会社ダイニチの『物づくり快館』への表現の一端です。 |
物つくり快館を目指して周囲に植えられた花々 |